双十二~ダブルトゥエルブ~中国の大型ショッピングイベントとは
こんにちは!タウンズポストです。
今日は12月12日ということで、中国の「W12」についてご紹介します。
――――― W12とは ―――――
みなさんはW11(ダブルイレブン)を聞いたことがありますでしょうか。11月11日中国「独身の日」から生まれたネットショッピングイベントのことで、近年日本や東南アジアにも浸透しているから恐らく1回は耳にしたことがあると思います。
ではW12(ダブルトゥエルブ)はいかがでしょう?日本ではあまり聞かない単語ですね。
実は中国ではW11と6.18の次に並ぶほどの大型ショッピングイベントなのです。
W11の延長戦とも言われていますが、W11では買い損ねたものをもう一回安い価格で買ったり、まだW11に浸っている人がもう一度「衝動買い」を楽しんだり、また年末が近づいているので、お正月用の準備として買い物をしたりする人が多いです。
――――― W11との違い ―――――
中国の通販サイトは淘宝(タオバオ)、天猫(T-mall)、京东(京東)、拼多多(ピンドゥオドゥオ)など様々ありますが、今回はみなさんが中国に進出する際よく使われるアリババグループのタオバオとT-mallの違いについて説明します。
~主体となる店舗の違い~
まずW11と一番大きな違いは、主体とする参加店舗です。W11では家電やブランド商品などを販売しているT-mallが中心となるが、W12では個人店舗が中心となるタオバオを主体としています。W11で売上がどうしても大手企業や知名度が高いブランドに追いつけない中小店舗や個人店舗の売上を伸ばすためにW12があるとも言われています。
~目的の違い~
そして両者の目的も少し異なります。W11では自社商品の認知度を上げ、売上実績を作ることがメインの目的ですが、W12では年末に向けて在庫整理や蔵払いをするためイベントに参加する店舗が多いです。
~参加店舗数の違い~
W12の参加店舗数はW11ほど及びません。
W12はその1ヶ月後すぐにやってくるため、商品や宣伝・予告などイベントに向けた準備期間が短いです。
また、消費者もW11ですでに買い物の「疲労」が溜まっているので、W12に対しての準備と売上の「コスパ」で計算する店舗もいます。
実際昨年度W11とW12の売上は2:1でした。(W11:188969億円 W12:105792億円 2022年12月現在の為替レートより計算)
-----上昇し続ける売上額-----
W11・W12・618、中国のショッピングイベントの売上額は年々上昇し続けています。
W12の売上額はW11に及びませんが、3大ショッピングイベントのうちの1つに入っています。
また、これらのイベントは通販サイトだけではなく、
WECHATミニプログラムやライブコマースでも参加することができます。
すでに中国市場へ参入している方、これから中国市場へ進出する方、このイベントへの参加を検討してみませんか。
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